毛の濃さの違いを生んでいる原因は主に2つあります。
- ・男性ホルモンの分泌量の違い
- ・シェービングなどの刺激によるもの
男性ホルモンの分泌量の違い
人間の体の中にはさまざまなホルモンが分泌されています。
そのホルモンの分泌量は年齢や性別、生活習慣や食生活、疲労・ストレスや睡眠時間などによっても異なり、同じ男性であっても個人差があるものです。
特に男性らしい見た目の形成に大きくかかわってくる男性ホルモンは、男性に多く分泌されているもので、このホルモンの分泌量が髪や体毛の濃さに影響してきます。
男性ホルモンは成長期の時期に活発に分泌されるようになり、年齢を増すごとにその分泌量が多くなるといわれています。
その影響で年齢とともに若いころに比べて「毛が濃くなった」と感じる方が多くなっています。
男性ホルモンの分泌を促す
働きがある食物
・肉類などの動物性タンパク質
・脂っぽい食品
・高カロリー食品
・アルコール類
男性ホルモンの過剰分泌を
抑える食物
・大豆製品(豆腐、豆乳など)
・黒ゴマ
・魚類
・野菜
・緑茶
男性ホルモンの過剰分泌を
抑える生活習慣
・疲労、ストレスを溜め込まない
・睡眠時間を充分にとる(ゴールデンタイム22:00~2:00に睡眠が効果的)
シェービングなどの刺激によるもの
シェービングなどの外部からの刺激に関する毛の濃度の違いは諸説あり、現在も研究が行われていますが、シェービングや自己処理による脱毛などの過剰な刺激が、皮膚表面の細胞を刺激してしまうことで毛が濃くなると言われています。
1つは、シェービングなどの外部から受けた刺激により、皮膚が肌を守ろうと自己防衛反応がおこるため、1本1本の毛が太くなっていくというものです。
外部からの刺激に負けないように毛自体が太くなっていき、太くなった毛を切断(シェービング)することでその断面が大きく見えてしますことがあります。
またもう一つは、シェービングなどの外部からの刺激を受けた皮膚が肌を守ろうと毛の密度を増やしてしますものです。
1本1本の太さはそれほど太くなくても、毛根が密集して集まってしまうことで、
結果的に濃く見えてしまうということがあります。
どちらの場合も、個人差はあるものの、特にシェービングなどの処理頻度の高い人ほど
濃い毛の悩みを抱えている傾向にあります。
おすすめシェービング方法
(注意点)
・T字カミソリの使用は控える
(どうしてもT字カミソリを使用する場合は、刃の枚数が多い物を使用する)
(深剃りは控える)
・シェービングは起床後(朝)5分以内
(起床後の肌はキメが整っているので、肌への負担が少ない)
・仕事からの帰宅後、入浴中のシェービングは控える
(仕事からの帰宅後は肌が弱っている為、肌への負担が大きい)
上記の「男性ホルモンの分泌量の違い」と「シェービングなどの刺激によるもの」の2つが重なりあうことで毛はどんどん濃くなっていくと言われています。
外部からの刺激に関してはある程度加減することができますが、ホルモンの問題となるとなかなか個人でどうにかなる問題ではありません。
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