ブログに目を通していただきありがとうございます。
今回は前回のブログでもお伝えした「硬毛化、多毛化」と呼ばれる症状についてのご説明です。
脱毛においてかえって毛が太く、多くなってしまう可能性があることはご存じでしょうか?
脱毛を始める前と比べて毛が太く硬い毛になってしまうことを「硬毛化」、細い毛が増えてしまうことを「多毛化」と呼びます。
熱刺激を与えることによって発毛組織が逆に活性化してしまうことが原因と推察されています。
発症する割合はおおよそ1%~10%と言われており、正確な数値が出ていないのが現状です。
2~5回目の施術を経てから判明します。
しかし、これらの症状は全身で起こりうるものではありません。
主に『色素が薄く、細い産毛』の多い部位で起こりやすくなります。
発症しやすい部位としては『襟足、肩、二の腕、背中、おしり』
多くの方が希望される口周りやあご、ひじ下や足、ワキやVIOといった太く、濃い毛の部位は問題なく脱毛が可能です◎
起こりやすい部位においては、レーザー脱毛の場合弱い出力でも起こりうる可能性がありますし、光脱毛の場合は強い出力で繰り返すと発症率は上がります。
この硬毛化、多毛化について知識をお持ちでない脱毛店がまだまだ多く、お店選びの際は症状についてスタッフがしっかり熟知しているかどうかがとても大切です。
当店では慎重に毛量や毛質を見極め、出力を調整しながら施術を行います。
カウンセリングの際にも硬毛化、多毛化が起こりやすそうな毛質かを確認させていただき、お客様とご相談させていただきます。
既に硬毛化、多毛化後で来店されたお客様には、活性化した発毛組織を鎮静化させるために半年ほどのブランクを設けることをお勧めしております。
セルフ脱毛や家庭用脱毛器においても起こりうる可能性は充分にあります。
脱毛店選びの際は脱毛知識についてはもちろん、硬毛化、多毛化まで知識のあるスタッフが在中しているお店を選ぶようにしましょう◎